この間、第24回オリンピック冬季競技大会が北京で成功裏に開催された。この「冰雪」盛会の裏には、多くの江南要素が輝いていた。江南出身の人々が冬季オリンピックのマスコット「ビンドゥンドゥン」の設計を主導して、制服と装備の外観設計に参加し、聖火ランナーをやり、実際の行動で冬季オリンピックに助力した。
江南大学校友が率いるチームが大人気のマスコット「ビンドゥンドゥン」をデザインした
北京オリンピックのマスコット「ビンドゥンドゥン」は江南大学校友、広州美術学院視覚芸術デザイン学院の曹雪院長が主導してデザインされ、10ヵ月間にわたる設計と調整、中外専門家による厳しい審査を通して、全世界からの5816点の作品から、2022年北京オリンピックのマスコットとして選ばれた。
「ビンドゥンドゥン」マスコットデザインチームの総責任者である曹雪氏は江南大学の有名な卒業生で、1985年に無錫軽工業学院(江南大学の前身)の造型美術設計科から卒業し、同校の先生を担当し、1999年に広州美術学院に転職した。
冬季オリンピックの制服に江南要素が取り入れられ デザインチームが「傑出貢献賞」を受賞した
江南大学は全力で北京冬季オリンピック組織委員会に助力し、北京冬季オリンピックと冬季パラリンピックの制服と装備の外観設計の募集を円満に完成し、「傑出貢献賞」を授与された。
江南大学デザイン学部の服装と服飾デザイン学科は国家一流専攻の建設拠点である。2020年に冬季オリンピック組織委員会からの任務を受けた後、学院と学部は非常に重視し、専門の教師と学生を組織して全力でデザイン創作を展開した。服装と服飾デザイン学科の責任教授である沈雷先生が、2008年北京オリンピック授賞式のドレスデザインを元に、復数の先生、大学院生、学部生を組織し、冬季オリンピックの要素とデザイン理念を全面的に表した。当校の作品は、強い設計力、作品の数量、デザインの要素の活用とチームワークの高効率により、全国1万件を超えるデザイン作品から、冬季オリンピック組織委員会に認可され、最も価値のある「傑出貢献賞」を授与された。
校友が聖火ランナーを務め、江南学生の風采を披露
当校の外国語学院2017年卒業生の林詩凌氏は北京冬季オリンピック聖火リレーにある頤和園での第16名ライナーに選ばれ、国際オリンピック委員会の公式サイトで報道された。
林詩凌氏は2013年から当校の外国語学院の英語学科で勉強した。在学中、林詩凌氏は品行も学力もとも優れ、言語能力が際立ち、外国語学院の学生会副主席を務めていた。卒業后、林詩凌氏はANTA会社に就職し、主にNBA選手とスポーツ用品の連絡を担当した。米サンフランシスコ大学でスポーツマネジメント修士学位を取得した後、現在は清華大学スポーツ産業センターの研究員として、中国スポーツ無形文化財、スポーツによる貧困扶助などの研究に従事している。2021年2月、林詩凌氏は国際オリンピック委員会による第3回青年リーダープロジェクトの代表として、2022年北京冬季オリンピックの聖火ランナーを務め、世界各国の若者にスポーツ事業に身を投じてもらうよう努力している。
校友の曹雪氏とマスコット「ビンドゥンドゥン」
「ビンドゥンドゥン」のデザインスケッチ
「傑出貢献賞」取得
冬季オリンピック制服と装備の外観設計図
頤和園第16名の聖火ライナーの林詩凌氏